AI検索対策は何をすればよいのか(YouTube発信・Discover依存・偽情報対策・AIO広告)

2026年02月14日

AI検索時代の集客は「SEO一本足」から卒業へ——YouTube発信・Discover依存・偽情報対策・AIO広告

 

 

これからは「検索順位だけを追う」よりも、AIにどう引用されるか、どこから流入が来るか、情報の正しさをどう守るか、広告がどこに出るかまで含めて、広く設計する必要があります。

 

 

1. AI検索で引用されるにはYouTubeやSNSが効く?

Ahrefsの分析では、7.5万ブランドを対象に、ChatGPT・GoogleのAI Mode・AI Overviewsで“言及されやすい要因”を調べています。その結果、最も強い相関が出たのは「YouTube上でのブランド言及」で、Web上の言及やSNSよりも上でした。さらに、サイトのページ数(コンテンツ量)は言及とほとんど関係がない、という点も示されています。(ahrefs.comただし「相関=必ず効く」ではない点は注意です。(ahrefs.com実務としては、

 

  • ①YouTubeやSNSで「人の言葉」として紹介される機会を増やす
  • ②メディア掲載や比較記事など第三者の言及も増やす
  • ③SEOの土台(分かりやすいページ作り)は捨てない

 

が現実的です。

 

 

2. ニュースサイト流入は検索からDiscoverへ大移動

NewzDashのデータとして、ニュースパブリッシャーへの流入シェアが「Google検索 51%→27%」に減る一方で、「Google Discover 37%→67.5%」へ増えた、という紹介がありました。(seroundtable.comただ、Discoverは“興味関心ベースのフィード”で、検索より予測が難しい面があります。Google自身も、Discover流入はキーワード検索より「予測しにくく、補助的なものとして捉えるべき」と説明しています。(developers.google.comそのため、Discoverが当たった時は大きい一方、そこだけに頼るのは危険です。ニュースサイトに限らず、ブログやオウンドメディアを運営する方は、メールマガジン、SNS、LINE、コミュニティなど「自分で繋がれる導線」を育てておくことが大切です。

 

 

3. AI検索は「外部サイトの偽情報」に弱いことがある

Ahrefsは架空ブランドを作り、外部にもっともらしい嘘情報をばらまいた上で、複数のAIツールがどの情報を採用するかを検証しました。結果として、多くのAIが公式FAQよりも、外部の詳細な作り話を信じて引用してしまうケースが確認されています。(ahrefs.comここが怖い点は「公式サイトに正しいことを書いてあるから安心」ではなくなることです。対策としては

 

  • ①公式サイト側でFAQや料金の範囲など“情報の穴”をできるだけ埋める
  • ②第三者サイトの掲載情報が古い・誤っている場合は修正依頼を出す
  • ③実際にAIに社名で質問して、どう引用されているか定期点検する

 

が有効です。(ahrefs.com

 

 

4. AI Overviews内の広告が拡大(ただし日本はまだ)

Google広告ヘルプでは、AI Overviews「内」に広告が出る国として、米国を含む12カ国が明記されています(日本は含まれていません)。(support.google.comまた、成人向け・アルコール・ギャンブル・金融・医療・政治などのセンシティブ分野では、AI Overviews内に広告を出さない方針も示されています。(support.google.comさらに、OpenAIは2026年2月、米国でChatGPTの広告テストを開始したと発表しました。広告は「スポンサー表示で回答と分離」「回答内容には影響しない」などの方針が示されています。(openai.comつまり、AIの回答画面は今後“広告が同居する場所”になっていきます。検索だけでなく、広告運用・商品ページ・ブランド認知まで、ひとつの設計図で考える必要が出てきそうです。

 

 

では、何をすればよいのか。

  • SEOの基礎は維持しつつ、YouTube/SNS/PRで言及を増やす
  • Discoverは当たれば大きいが、補助的流入として捉える
  • 公式サイトは“詳細な一次情報”を厚くし、情報の穴を作らない
  • 第三者サイトの誤情報・古い情報を定期的に棚卸しする
  • AI回答+広告を前提に、集客導線を再設計する

 

 

ただ素人の方が無料だからと言って自分でやろうとすると想像以上の時間がかかります。コスパの面を考えても専門の業者に依頼することをお勧めします。株式会社CyberCatsでもSNS運用代行を含むAI検索対策支援を行っております。お気軽にご相談ください。

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参考(外部記事)

  • Ahrefs:AI検索でブランドが言及される要因(7.5万ブランド分析)(ahrefs.com
  • Search Engine Roundtable:ニュース流入が検索→Discoverへ移ったデータ(seroundtable.com
  • Google Search Central:Discover流入は予測しにくく補助的、という公式説明(developers.google.com
  • Ahrefs:架空ブランドでAIの偽情報耐性を検証した実験(ahrefs.com
  • Google Ads Help:AI Overviews内広告の対象国とセンシティブ分野の扱い(support.google.com
  • OpenAI:ChatGPT広告テスト開始(公式)(openai.com

 

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この記事を書いた人
横山克英
【経歴】 1998年ロサンゼルスにてWEB制作キャリアを開始し、2000年に独立・帰国。国内市場での制作を経て、2013年に株式会社CyberCatsを設立。その後、2014年に台湾(塞巴猫有限公司)、2016年にマレーシア(CREATIVE CYBER CATS)にて起業し、グローバルに展開。現在はWEB制作・SNSの運用代行など、企業のIT部門を全て代行する事業展開をしている。