訪問介護と訪問看護の求人の倍率【人手不足が限界突破】
【徹底比較】「訪問介護」と「訪問看護」どっちのスタッフが多いの?現場のリアルな数字
「年をとっても住み慣れた自宅で過ごしたい」という願いを支えるのが、自宅に来てくれるヘルパーさんや看護師さんです。
では、実際に働いている人の数は「介護」と「看護」でどちらが多いのでしょうか?最新のデータをもとに、現場が抱える意外な悩みについても分かりやすく解説します。
1. 人数が多いのは「訪問介護」!
結論から言うと、働いている人の数は「訪問介護(ヘルパーさん)」の方が圧倒的に多いです。
- 訪問介護(ヘルパーなど):約51万人〜53万人
- 訪問看護(看護師・リハビリ職):約10万人〜12万人
人数だけで見ると、訪問介護のスタッフは訪問看護の4倍〜5倍もいることになります。
2. 訪問介護は「人手不足」が限界突破中
「そんなに人数がいるなら安心だ」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。訪問介護の現場はいま、深刻な事態に陥っています。
その深刻さを表すのが、求人の倍率です。
- 訪問介護の求人倍率:約14倍
- 全仕事の平均:約1.2倍
これは、「1人のヘルパーさんに対して、14件以上の会社が『うちで働いて!』と奪い合っている」という異常な状態です。
なぜこんなに足りないのでしょうか?大きな理由は2つあります。
- お給料の差: 一般的な仕事の平均月給が38.6万円なのに対し、介護職は30.3万円ほどに留まっています 。
- スタッフの高齢化: 支える側のヘルパーさんも高齢化が進んでおり、若い人がなかなか入ってこないため、事業所の閉鎖や倒産も増えています 。
3. 訪問看護は「リハビリ」のプロも活躍中
一方、訪問看護で働く人は、人数こそ少ないものの、ここ数年で着実に増えています 。
面白いのは、訪問看護ステーションで働いているのは看護師さんだけではないということです。
- 看護師さん:約6割
- リハビリの専門家(理学療法士など):約2割強
「病院から自宅へ」という国の方針もあり、病院を辞めて訪問看護の道を選ぶ看護師さんが増えています 。それでも、訪問看護の求人倍率も約4.5倍となっており、やはり「人手が足りない」という悩みは共通しています 。
4. どちらも「支える手」が足りていない
まとめると、以下のようになります。
| サービス名 | 働いている人数 | 現状 |
|---|---|---|
| 訪問介護 | 約51万〜53万人 | 人数は多いが、14倍もの人手不足で大ピンチ |
| 訪問看護 | 約10万〜12万人 | 人数は少ないが、看護師やリハビリ職がどんどん増えている |
どちらのサービスも、私たちの老後を支えるために欠かせない存在です。しかし、特に訪問介護の現場は「働きたい」と思う人が極端に少なくなっており、このままでは「家で介護を受けたくても受けられない」という人が増えてしまうかもしれません。
「支えてくれる人たち」が安心して働ける環境をどう作っていくかが、これからの日本の大きな宿題になっています。
株式会社CyberCatsは、人手不足の訪問介護の人材不足を解決すべく、問題解決に貢献できるサイトを作りたいと思います。