訪問介護と訪問看護の求人の倍率【人手不足が限界突破】

2026年02月01日

 

【徹底比較】「訪問介護」と「訪問看護」どっちのスタッフが多いの?現場のリアルな数字

「年をとっても住み慣れた自宅で過ごしたい」という願いを支えるのが、自宅に来てくれるヘルパーさんや看護師さんです。

では、実際に働いている人の数は「介護」と「看護」でどちらが多いのでしょうか?最新のデータをもとに、現場が抱える意外な悩みについても分かりやすく解説します。

 

1. 人数が多いのは「訪問介護」!

結論から言うと、働いている人の数は「訪問介護(ヘルパーさん)」の方が圧倒的に多いです。

  • 訪問介護(ヘルパーなど):約51万人〜53万人
  • 訪問看護(看護師・リハビリ職):約10万人〜12万人

人数だけで見ると、訪問介護のスタッフは訪問看護の4倍〜5倍もいることになります。

 

2. 訪問介護は「人手不足」が限界突破中

「そんなに人数がいるなら安心だ」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。訪問介護の現場はいま、深刻な事態に陥っています。

その深刻さを表すのが、求人の倍率です。

  • 訪問介護の求人倍率:約14倍
  • 全仕事の平均:約1.2倍

これは、「1人のヘルパーさんに対して、14件以上の会社が『うちで働いて!』と奪い合っている」という異常な状態です。

なぜこんなに足りないのでしょうか?大きな理由は2つあります。

  • お給料の差: 一般的な仕事の平均月給が38.6万円なのに対し、介護職は30.3万円ほどに留まっています 。
  • スタッフの高齢化: 支える側のヘルパーさんも高齢化が進んでおり、若い人がなかなか入ってこないため、事業所の閉鎖や倒産も増えています 。

 

3. 訪問看護は「リハビリ」のプロも活躍中

一方、訪問看護で働く人は、人数こそ少ないものの、ここ数年で着実に増えています 。

面白いのは、訪問看護ステーションで働いているのは看護師さんだけではないということです。

  • 看護師さん:約6割
  • リハビリの専門家(理学療法士など):約2割強

「病院から自宅へ」という国の方針もあり、病院を辞めて訪問看護の道を選ぶ看護師さんが増えています 。それでも、訪問看護の求人倍率も約4.5倍となっており、やはり「人手が足りない」という悩みは共通しています 。

 

4. どちらも「支える手」が足りていない

まとめると、以下のようになります。

サービス名働いている人数現状
訪問介護約51万〜53万人人数は多いが、14倍もの人手不足で大ピンチ
訪問看護約10万〜12万人人数は少ないが、看護師やリハビリ職がどんどん増えている

どちらのサービスも、私たちの老後を支えるために欠かせない存在です。しかし、特に訪問介護の現場は「働きたい」と思う人が極端に少なくなっており、このままでは「家で介護を受けたくても受けられない」という人が増えてしまうかもしれません。

「支えてくれる人たち」が安心して働ける環境をどう作っていくかが、これからの日本の大きな宿題になっています。

株式会社CyberCatsは、人手不足の訪問介護の人材不足を解決すべく、問題解決に貢献できるサイトを作りたいと思います